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高校時代の思い出。
受験に失敗して行きたくない私立にいった。
とにかく学校が大嫌いで、自分の汚点だ、恥だと思っていた。
一刻も早く制服を脱ぎたくて急いで家に帰ったもんだ。
高校行くのはただ高校卒業の肩書き、大学受験の資格のためだった。
高校にカネを払うのが嫌だったから、
テストで10位以内に入って授業料免除にした。
寝る直前まで勉強する為に天井に英単語書いた。
電車の中ではウォークマンで英語を聞いていた。
ただ聞き流すだけだったけど、1ヶ月も聞きつづけたら聞けるようなった。
風呂でもトイレでも、寝てるとき以外は勉強するようにしていた。
とにかく勉強した。

異変が起きたのは夏ぐらいか。
寝言でも「サインコサインイチ-」とかウワゴト言ってたころ。
「起きてるのに目覚めてない」ようになった。
授業中のことや通学中のことは覚えていない。
食事中に、箸を口の中に入れたまま寝込んでしまったり。
ガリガリっと箸を噛んで目覚めた。危なかった。
風呂に入ろうと服を脱ぎかけで倒れた事も。
ストレス貯めすぎてたのか。
時期が離れるが、電車に吸い込まれそうで危なかったころもある。
こう、アミバみたいに勝手に足が動きそうになる。
歩道橋とか落ちそうで危険なんで走り抜けてた。

ある日、実家の二階の美術全集を見ていた。
そこにダリの絵を発見して、どのくらい眺めていただろう。
我にかえったときは夕方になっていた。
そのときからすっきりクリアに回復した。

学校の成績とか順位とかドーでもよかった。
友達の学校の教科書見せてもらって、教科書にレベルが違うことを知った。なにより進度が速かった。1年の冬には2年の内容に入っていた。
3年分を2年弱で終わらせるペースらしい。
学校のペースではダメだ、と確信した。

その友達が河合塾の模試で成績優秀者として名前が載っていた。
全国で100番ぐらいだったかな。
地元のサンリブ(ダイエーの仲間)のエスカレーターで偶然出会い、
「おめでとう」って言ってそれを口実に握手した。わーぃ!
で、おれも同じ大学行きてェ!って思った。青かった。
前期試験はサッパリパリほとんど白紙状態、
後期はセンターの足切りで二次受けられなかった。
ってかそのコは推薦で慶応にいってた・・・自分は浪人生になった。
by tofya | 2006-03-28 00:26 | ★つぶやき☆つぼ焼き
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